ジャガー車検 整備 修理技術ファイル
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No.161 ジャガー XK エアコンが温風しか出ない 故障 点検 整備
エアコンが温風しか出ない
エアコンから冷たい風が出ないということで修理のご依頼です。
症状を確認してみると確かに温風しか出ず、全くエアコンが効いていない状態でした。
ジャガーのテスターを繋いで診断してみるとコンプレッサーはONになっている様子です。
マニホールドゲージを装着してガス圧力を点検してみると圧力が低くガス漏れの可能性大です。
ガス漏れ用の蛍光剤をガスと一緒に注入してブラックライトをエアコンシステム、各配管や接続部に照らしてみてみると
コンデンサー本体より漏れていることを確認できました。
コンデンサー本体を交換し再度漏れ点検をし問題ないことを確認して整備完了です。
症状を確認してみると確かに温風しか出ず、全くエアコンが効いていない状態でした。
ジャガーのテスターを繋いで診断してみるとコンプレッサーはONになっている様子です。
マニホールドゲージを装着してガス圧力を点検してみると圧力が低くガス漏れの可能性大です。
ガス漏れ用の蛍光剤をガスと一緒に注入してブラックライトをエアコンシステム、各配管や接続部に照らしてみてみると
コンデンサー本体より漏れていることを確認できました。
コンデンサー本体を交換し再度漏れ点検をし問題ないことを確認して整備完了です。
エンジン不調
エンジンが震え、警告灯が点灯している状態でご入庫いただきました。
明らかに震えているエンジン。テスターにて診断した所、7番シリンダーミスファイアのメモリを確認。
補機類を脱着してイグニッション回りが見えるようにセットします。
テスター上では7番とありますが、確実にする為に他のシリンダーと入れ替えます。
入れ替えたシリンダーにミスファイアが移れば、イグニッションコイルで間違いありません。
今回は入れ替わりましたのでコイルで断定しましたが、年数も経過し、ハーネスも硬化してますので全シリンダーのコイルとスパークプラグの交換を行いました。
明らかに震えているエンジン。テスターにて診断した所、7番シリンダーミスファイアのメモリを確認。
補機類を脱着してイグニッション回りが見えるようにセットします。
テスター上では7番とありますが、確実にする為に他のシリンダーと入れ替えます。
入れ替えたシリンダーにミスファイアが移れば、イグニッションコイルで間違いありません。
今回は入れ替わりましたのでコイルで断定しましたが、年数も経過し、ハーネスも硬化してますので全シリンダーのコイルとスパークプラグの交換を行いました。
車検にてご入庫いただきました
車検でご入庫頂いた、ジャガーのXKRです。特に気になるところは無いということでしたが、法定24か月点検を実施した結果燃料タンク周辺より、ガソリンが漏れている跡がありました。
このままでは、保安基準不適合になるだけではなく、車両火災等の原因にもなりうる為、非常に危険な状態でした。
更に点検を進めていくと、ガソリンタンクの溶接部からガソリンが滲み出ている事が確認出来ましたのでガソリンタンク本体の交換作業を行いました。
交換作業では、周辺に取り付けられている多くの部品を外す必要があり、少々手間のかかる作業ではあります。交換作業後、試運転を行い特に異常が無い事を確認し作業完了です。
このままでは、保安基準不適合になるだけではなく、車両火災等の原因にもなりうる為、非常に危険な状態でした。
更に点検を進めていくと、ガソリンタンクの溶接部からガソリンが滲み出ている事が確認出来ましたのでガソリンタンク本体の交換作業を行いました。
交換作業では、周辺に取り付けられている多くの部品を外す必要があり、少々手間のかかる作業ではあります。交換作業後、試運転を行い特に異常が無い事を確認し作業完了です。
ジャガーXKR エンジンオイルが減る
お車がジャガーXKRでエンジンオイルが減るという事でご入庫頂きました。
走行距離は少なく程度のいい車両ですが経年劣化等でエンジン各所からオイル漏れを確認しました。
点検を進めていくとエンジンオイルパンや前側タイミングチェーンケース廻りから多く漏れています。
走行距離は少なく程度のいい車両ですが経年劣化等でエンジン各所からオイル漏れを確認しました。
点検を進めていくとエンジンオイルパンや前側タイミングチェーンケース廻りから多く漏れています。
XKRはエンジンルームが狭い為、修理の際にはエンジンフードやファンシュラウド等を外しスペースを作っていく必要が有り、エンジンのベルトやスーパーチャージャー、クランクプーリー等を取り外しやっとケースを外すことが出来ます。
ケースを脱着後当たり面を清掃してパッキン類を交換、全て復元し再度オイル漏れが無い事を確認し修理完了です。
エアコンのガスがすぐに抜けると依頼です。
エアコンの冷風が出ないと言う事でご入庫頂きました。早速ガスの量を確認する事から開始します。
ガスが入っていない状況が分かりましたので、規定量まで補充をしてみたところ冷風が出てきました。
エアコンシステムに故障が無い事がこれで分かりましたので、どこかでガス漏れが発生していると判断できます。
ここからは時間をかけて漏れている箇所を探していきます。ジャガーでは珍しく冷気を作るエバポレーターから漏れていました。
室内を順に分解して行き、問題のエバポレーターがようやく顔を出します。こちらの部品を交換し逆の手順で組み上げて行きます。
交換作業が全て完了し、真空引き、ガス充填、冷風が出る事を確認し修理完了です。
ジャガーXKRのオーバーヒート修理依頼です。
車輌の出し入れでベルト鳴きではなく、まるで恐竜の鳴き声かの様にものすごいうなり音がしました。早速加圧テストを実施します。
すると、ウォーターポンプの軸中心からクーラントが漏れてきました。その後気になっていた音がウォーターポンプ周辺から聞こえたので一度外して見てみます。
そうすると、漏れ以外に重要な部分が破損していました。表側のプーリーを回転させても中の羽が回転していません。これではクーラントが循環しないのでオーバーヒート起こしますね。劣化していた関連部品もいくつか交換し修理完了です。異音も無くなり快適になりました。
すると、ウォーターポンプの軸中心からクーラントが漏れてきました。その後気になっていた音がウォーターポンプ周辺から聞こえたので一度外して見てみます。
そうすると、漏れ以外に重要な部分が破損していました。表側のプーリーを回転させても中の羽が回転していません。これではクーラントが循環しないのでオーバーヒート起こしますね。劣化していた関連部品もいくつか交換し修理完了です。異音も無くなり快適になりました。
リアからコトコト異音がするとの修理依頼です。
車両をリフトアップして診断を始めます。独特の足回り形状をしているジャガーですので診断もジャガーに特化したノウハウが必要になります。診断を進めていくと今回の原因はリア足回りのショックアッパーブッシュでした。固いスポンジの様な素材で、年数が経ってくるとボロボロに砕け、ブッシュの役割を成さなくなります。
リアショックを外す為にはリアアクスル全体を下げる必要があり、ショックを外すだけなのに大がかりな作業になってしまいます。
リアショックを外す為にはリアアクスル全体を下げる必要があり、ショックを外すだけなのに大がかりな作業になってしまいます。
ヘッドライトロービームをキセノン化したいとの作業依頼です。
もはやライト周りのカスタムの定番であるHIDです。白く明るくヘッドライトが照らすだけ乗って明るい、見てカッコいいと満足度の高いカスタムだと思います。
しかし取付けは少々大変、特に輸入車の場合はヘッドライト周りに作業スペースが少なかったり、球切れ警告灯の対策などがあります。このタイプのXKも一度バンパーを外し、ヘッドライトを取り外してライト自体を少し加工する必要があり手間がかかります。
しかし取付けは少々大変、特に輸入車の場合はヘッドライト周りに作業スペースが少なかったり、球切れ警告灯の対策などがあります。このタイプのXKも一度バンパーを外し、ヘッドライトを取り外してライト自体を少し加工する必要があり手間がかかります。
サイドミラーの調整スイッチが壊れてしまったとの修理依頼です。
早速お車を拝見するとミラー調整用のダイヤルがポッキリ折れてしまっています。輸入車に多いスティックタイプの調整ボタンには多いトラブルです。お客様の中には何とか接着してくれない!?と仰られる方も多いですが、どうしても操作する時に加える力が軸部分の一点にかかるので強度が保てないんです。ですので今回はスイッチ交換にて修理させて頂きました。
コンバーチブルの作動不良にて修理依頼です。
コンバーチブルを作動させると時々動きが悪い、作動が遅いとの依頼です。
オートタイプのコンバーチブルはモーターで動く電気部分とポンプを使った油圧で動く部分とあり、構造はかなり複雑です。診断ではテスターを使用し各部の動きやセンサーの反応状態等を一つ一つ見ていきます。判明した今回の原因は作動油不足でした。大きく漏れている箇所はありませんでしたので、長年の使用で僅かずつ減っていったのでしょう。今回は作動油を補充し作業完了です。
オートタイプのコンバーチブルはモーターで動く電気部分とポンプを使った油圧で動く部分とあり、構造はかなり複雑です。診断ではテスターを使用し各部の動きやセンサーの反応状態等を一つ一つ見ていきます。判明した今回の原因は作動油不足でした。大きく漏れている箇所はありませんでしたので、長年の使用で僅かずつ減っていったのでしょう。今回は作動油を補充し作業完了です。
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ジャガー車種別故障修理技術ファイル