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ジャガーXJ X351(5.0L NA)エンジン&ミッションオイル漏れ修理 難易度の高いタペットカバーガスケット交換

マリオットマーキーズジャガー整備ブログをご覧頂き有難うございます。
本日はジャガー X351(5.0L/V8/NAエンジン)のオイル漏れ修理のご紹介です。

他店様にて「エンジンリアクランクシールおよびミッションオイルパンからのオイル漏れ」と診断されたものの、作業不可とのことでセカンドオピニオンとして弊社へご入庫いただきました。

まずはご要望に基づき、原因とされていたミッションオイルパンとエンジンのリアクランクシール交換から作業を進めていきます。

オートマチックトランスミッション(AT)、ミッションオイルパンを取り外します。
新旧比較を行い、清掃・処理も丁寧に行いながら新しいオイルパンを組み付けていきます。

次にミッション脱着しATを降ろしたことで現れるエンジンリア側のクランクシールハウジングを分解し、新品のリアクランクシールへ交換します。


あわせて、将来的なリスクを考慮した予防整備としてフロントクランクシールの交換も同時に実施。
本エンジンはタイミングがズレるリスクがあるため、ジャガー専用の特殊工具(SST)を使用して慎重に施工を行いました。

一通りの作業が完了した後、改めて入念なリークテスト(漏れ確認)を実施したところ、わずかなオイル漏れが継続していることを確認。
再度原因を徹底追求した結果、真の原因はエンジン上部の左右ヘッドカバー(タペットカバー)ガスケットからの漏れが下部へ伝っていたことと特定しました。

ジャガーの5.0L直噴エンジンにおいて、ヘッドカバーの脱着作業は非常に難易度が高くなります。
ヘッドカバーを取り外すには直噴インジェクターの脱着が必須となりますが、以下のリスクが伴うためです。

・インジェクター脱着時の破損リスク
・シリンダーヘッド圧入部分の剥離・固着による損傷リスク

お客様へは作業前にこれらのリスクを丁寧にご説明・ご案内し、ご了承をいただいた上で慎重に作業へ着手いたしました。


取り外したヘッドカバーと硬化したガスケットを確認し、熟練のメカニックが慎重に作業を進めた結果、インジェクターや周囲のパーツを破損させることなく無事にガスケット交換作業を完了させることができました!
作業完了後、エンジンを始動して入念な試運転と最終の漏れチェックを実施。オイル漏れが完全にストップ(完治)していることを確認し、無事にお客様へご納車となりました。

弊社ではジャガーをはじめとする輸入車全般の専用テスターおよび特殊工具(SST)を完備しております。
ディーラー様や他店様で「修理不可」と断られてしまったお車や、原因特定が難しいトラブルにつきましても、豊富なノウハウをもとに最適な修理プランをご提案いたします。
オイル漏れや不調でお困りの方は、ぜひ一度マリオットマーキーズへお気軽にご相談ください!