ジャガー Xタイプ修理項目費用一覧
1 | Fベルト交換 | ¥3,000~ | 8 | Fブレーキパット交換 | ¥4,000~ |
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2 | エアエレメント交換 | ¥2,000~ | 9 | Fブレーキローター交換 | ¥9,000~ |
3 | A/Cフィルター交換 | \2,000~ | 10 | フロント各ブッシュ交換 | ¥15,000~ |
4 | サーモスタット交換 | ¥3,000~ | 11 | Rブレーキパット交換 | ¥4,000~ |
5 | ウォーターポンプ交換 | ¥15,000~ | 12 | Rブレーキローター交換 | ¥9,000~ |
6 | P/Sポンプ交換 | ¥15,000~ | 13 | リヤ各ブッシュ交換 | ¥15,000~ |
7 | A/Cコンプレッサー交換 | ¥15,000~ | 14 | テスター診断 | ¥8,000~ |
ジャガー修理費用一覧
幸いにも店員など目撃者が多く、後日になりぶつけた相手から連絡が来たそうです。
オーナー様は寛容な方で修理代は弁償してもらうが、なるべく低価格で修理してあげてほしいとご依頼頂きました。
凹みまでは無いにしろ、傷は見た目よりも深い状況でした。
ボディーのプレスラインと言われる折れ線のようになっている箇所のちょうど角になる部分が削れたように傷付いています。
範囲は狭いですが、このプレスラインを修復するのは高い技術力と経験を要します。
オーナー様の意向に沿うかたちで修復を行い、無事に示談成立となりました。
X358のラジアスアームブッシュには、グリスが封入されており振動や衝撃を緩和しています。ブッシュからのグリス漏れがあると、不快な振動や異音の原因となりますので早期修理が必要です。
ラジアスアームは、アームアッセンブリだと高額になる為、ブッシュ打ち替えにて作業を行いました。
交換作業後、試運転を行い異音が消えている事を確認し作業完了となりました。
走行テストを行い常にギシギシと音がなる事が確認出来ました。次に異音箇所の特定です。車を揺らしたり、リフトにて各ブッシュ1つ1つ確認していきます。今回はリア側のショックアブソーバ、アッパーマウントの交換とリアアームの交換です。リア足整備をした場合アライメント調整が必須です。
まず異音、振動の点検はロードテストからです。ドライブに入れてアクセルを踏み込むと振動が、特にシート下から感じられました。
次にリフトで下廻りを点検するとプロペラシャフトのディスクジョイントが破断していました。プロペラシャフトは回転運動をしている上、バランスがとても重要な部品です。その為少しでもバランスが崩れるだけで異音、振動につながります。
今回の原因はディスクジョイントですが交換をする場合ディスクだけではなく、ASSYでバランスを取ったものに交換します。もしディスクだけですとプロペラシャフトとバランスが取れず交換しても異音が発生しやすくなります。負荷がとてもかかる部品ですので1年点検でも要チェック箇所です。
エアコンの冷風が出ないと言う事でご入庫頂きました。早速ガスの量を確認する事から開始します。
ガスが入っていない状況が分かりましたので、規定量まで補充をしてみたところ冷風が出てきました。
エアコンシステムに故障が無い事がこれで分かりましたので、どこかでガス漏れが発生していると判断できます。
ここからは時間をかけて漏れている箇所を探していきます。ジャガーでは珍しく冷気を作るエバポレーターから漏れていました。
室内を順に分解して行き、問題のエバポレーターがようやく顔を出します。こちらの部品を交換し逆の手順で組み上げて行きます。
交換作業が全て完了し、真空引き、ガス充填、冷風が出る事を確認し修理完了です。
グローブボックスを外し、風を発生させているブロワ―モーターとモーターの風量を制御しているコントロールモジュールをそれぞれ点検しました。
ブロワ―モーターへ電源が来ていない事を確認し、強制的に電源を与えるとモーターは回転を始め風が発生する事から原因はコントロールモジュールに有ると判断しました。コントロールモジュール交換後は風が出て、風量の調整も出来るようになり無事に症状は改善されました。
確かに冷えきらない状態である事が確認出来ました。次にエアコンラインにマニホールドゲージを接続し様々な情報を読み取っていきます。今回は単にA/Cガス量が不足しているという事がわかりましたので、次のステップのガス漏れ箇所を探っていくとコンデンサーから漏れがあることがわかりました。
コンデンサーの交換作業を行い、他に漏れが無いことを確認し作業完了です。
車検点検を進めていくと、スーパーチャージャー下のヒーターホースから冷却水が漏れている事を発見しました。
スーパーチャージャー下のホースは、普段は目につきづらい箇所ですので、劣化が進行していることに気がつ付かない事が多いです。今回は冷却水が漏れた跡がはっきりと残っていましたのですぐに発見する事が出来ました。
ヒーターホースの交換は、スーパーチャージャーやインレットマニホールド等を外しての作業となる為時間が必要になる整備です。
水廻りのホース類は一箇所が劣化していると、他のホースも劣化が進んでいることが多いので同時交換をお勧めしています。
加圧テスターを使用し、冷却水ラインの圧力を上昇させ漏れの確認を行います。
しばらく時間を置き、診断を行うとインテークマニホールド下にあるオイルクーラー及びウォーターポンプまでのラインホース、そしてウォーターポンプ本体からも漏れが発生している事が分かりました。
最近ではX351の前期モデルに定番となりつつある症状ですので、定期的に点検を行いチェックをする事が重要です。